カテゴリ:たまにはまじめに‥‥( 1 )


2011年の漢字は?

今年ももう終わりますね。
毎年発表される今年の漢字は『絆』でした。


ふゆねこ母の今年の漢字は『命』です。
3月11日の震災で多くの尊い命が失われたのはもちろんですが、ふゆねこ母にとって本当に大切な『命』が消えたのです。


それは夏休みが終わるという8月24日の事。
私の大切な教え子、K君が亡くなったという知らせが来たのです。


K君は高校一年生で、15歳でした。
2年前に白血病を発病し、闘病生活を送っていたそうです。


K君は生まれつき気管が弱く、気管切開をしていました。
その頃の私は、気管切開の事や、痰吸引の事など、知識がなかったので、幼稚園には毎日お母さんが来てくれました。
だから、K君はもちろんですが、お母さんにも大変お世話になったのです。


K君は私に時々手紙をくれましたが、自分の病気の事には一切触れずに、いつもふゆねこと私を励ます言葉ばかり書かれていました。


あとから聞いたのですが、自分と同じ気管切開をしているふゆねこの事をまるで弟の様に思ってくれていたそうです。


そんなK君の体調が思わしくないと聞いたのは8月初めの事でした。
私に会いたいと言っていると知り、私は幼稚園の頃の写真やふゆねことちびねこの写真を持って病室に駆けつけました。


随分やせていましたが、笑った顔はあの頃のままでした。
最後に、幼稚園の懐かしい思い出を笑いながら話せてよかったと思っています。



そんな寂しい思いで始まった二学期。
8月25日の朝、ふゆねこを連れ幼稚園へ行き、K君を知っている先生達と少し話をし、家に帰ろうとしたその時、思わぬ叫び声が聞こえてきました。


『わかこ先生が倒れてるー!救急車!』


私はいてもたってもいられず、現場へ駆けつけました。
ふゆねこについている看護師さんが心臓マッサージをしていました。
私も手伝いながら救急車が来るまで『わかこさん、起きて!』と呼びかける事しか出来ませんでした。


くも膜下出血でした。


わかこ先生は、ふゆねこの去年の担任であり、私の元同僚であり、二人で一緒にK君の担任もしたのです。
同じ年という事から、友達みたいな感じでもありました。


いつも明るく、馬鹿な事ばかり言ってみんなを笑わせ、まさに、みどりの森のムードメーカーでした。
私にとっても、みどりの森幼稚園にとっても、大切な『命』が続けて二つも消えました。


私は、悲しいとか、辛いとか、無念とか、そういう感情を通り越して、ただただ呆然としました。
涙も出てきませんでした。



あれから4ヶ月。
まだどこかで二人に会える様な、話しが出来る様なそんな気がしています。


二人ともまだまだ若く、やりたい事や、夢がたくさんあったはずです。
それを思うと悔しい感じもします。


だからこそ、今を生きている私達は、命ある限り精一杯生きていかなければならないんだと思います。
二人の分まで、生きて生きて、生き抜いていかなければとも思っています。


2011年は大変な一年でしたが、2012年も『命』を大切に、力の限り生きていきましょう!



今年最後に長々と失礼しました。
ふゆねこ母もたまにはまじめな事も書くのですよ〜006.gif


こんな私ですが、来年もふゆねこ一家共々よろしくお願いしま〜す040.gif
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by fuyunekosan | 2011-12-31 23:29 | たまにはまじめに‥‥
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我が家の息子はたくさんの障害を持って生まれました.妹も生まれ、兄妹バタバタの毎日です.


by fuyunekosan
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